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「Administratorにパスワードを設定する」は,完璧な答えではない。むしろ簡単に類推できるパスワードは,パスワード無しよりも危険である。
実はWindows XPでは,ローカル・セキュリティ・ポリシーの「アカウント:ローカル・アカウントの空のパスワードの使用をコンソール・ログオンのみに制限する」が標準で有効になっている。この設定は言い換えると「パスワードが設定されていないアカウントは,ネットワーク経由でログオンできない」ということである。簡単に類推可能なパスワードを設定した場合,パスワードが盗まれて管理共有にアクセスされてしまう恐れがある。それに対してパスワードが設定されていない状態では,管理共有には絶対にアクセスされないのだ。
またワークグループ環境の場合,フォルダ・オプションの設定の「簡易ファイルの共有」が標準で有効になっている。簡易ファイルの共有が有効だと,共有フォルダへのアクセスはGuest権限に限定されるので,Administratorのパスワードが盗まれても管理共有にはアクセスできなくなる。
"— Windows XP 知らないと怖い「プロの常識」(第4回):ITpro